INNOVATORS

TAKUYA
“TAPPY”
YOSHIKAWA

HEAD SHAPER

10代前半よりサーフボードファクトリーに足を踏み入れ、自然とサーフボードビルディングの道へ進む。ハワイ・ノースショアに通う中で、シングルフィン、ツインフィン、スラスターの変遷を間近に体験。その後一時期サーフィンの世界から離れ、アートスクールへ通ったのちモダンアートを製作する日々を送る。同時にスノーボードに没頭するライフスタイルを過ごしていたが、30歳を迎える頃、再びサーフボードビルディングの道へ。以来20年以上サーフボードを作り続ける。
精緻な作業に支えられたクラフツマンシップ。アートや音楽からインスピレーションを受けた自身の感性。TAPPYが生みだすサーフボードには、経験に裏打ちされたオリジナリティが漂う。

RI0 “R.U” UEDA

SHAPER

17歳でJPSA公認ロングボードプロ資格を取得後、国内ツアーをはじめ、オーストラリア・ヌーサフェスティバルなどにも出場。
コンペティターとして活躍したのち、父・植田義則氏の『Y.Uサーフボード』へ。マスターシェイパーである父のシェイプ理論と職人としての技術を受け継ぎながら、サーフボードデザインに新たな息吹をもたらしている。
R.Uの生み出すサーフボードの特徴は、アウトラインとフォイルが織りなすバランスの美しさ。ショート、ロング、オルタナティブとジャンルを問わず多彩なシェイプを手掛けるが、その背後にあるのは、サーファーとしての高いスキルだ。スモールウェイブではシングルフィンのロングボードを愛用する一方、自身が削ったセミガンでレジェンド・ジェリー・ロペス氏とともにGランドにもチャージ。乗り手としての豊富な経験と、作り手として培ってきたシェイピング技術が、独創的なデザインを具現化する源となっている。

KATSUNORI ITO

PRODUCER

全日本チャンピオン、JPSA公認プロを経て、早くからフィッシュをはじめとしたオルタナティブボードでの自由なスタイルを探求する。
サーフィンとともにライフワークとしている雪山通いをする過程で、スノーボードフリークとしても知られるTAPPYと出会い意気投合。数年の交遊を経たのち、2018年にMEDIUM THE BRANDをスタートした。
サーフィンで感じる波との一体感、バックカントリースノーボーディングで味わえる浮遊感を追求すべく、「自然」と「乗り手」を繋げるクイーバーをタッピーとともにプロデュースしている。

MASAHIRO SUZUKI

RIDER

リラックスしたフローとシャープなマニューバーが魅力の伊良湖を代表するスタイルマスター。
東海エリアを中心にさまざまな波質でプロトタイプボードをテストし、伊藤勝則、TAPPYとアイデアの交換を繰り返しながら各モデルをブラッシュアップしている。
イマジネーション豊かなライディングが導き出すフィードバックは、ボード開発における重要な要素であり、MEDIUM THE BRANDにとって欠かせない存在となっている。
愛知県・伊良湖エリアでは自身のショップ『ONE HOLIDAY』を運営。リアルなサーフィンに根ざした遊び心あふれるカルチャーを発信している。